ワケあり物件で恐怖体験

書籍紹介

どうも、きびだんごです。

本日は書籍紹介の日!(今決めた)
というわけで昔読んでハマったホラー小説をご紹介させていただきます。
元々カーチャンからおすすめされたものでしてな。

それがこちら、小池真理子さんの「墓地を見おろす家」!
表紙とタイトルが超ストレートなことからもわかる通り、どう見てもワケあり物件ですありがとうございました。

内容はざっくり言うと、超格安好条件マンションに引っ越してきた主人公一家が、そこで霊的な現象やら何やら大変な目に遭ってしまうという感じのホラーです。
南向き、閑静、交通便利、これだけいい条件で3500万円。
世の中には探せば同じようにこんな素敵な物件があるかもしれませんが……しかし目の前に墓地はないでしょう墓地は(笑)
幽霊なんて信じない、なんて言っても何かと恐ろしい現象で主人公たちは徐々に追い詰められ、さらに周りでは死人が出たり。
さすがに身の危険を感じた主人公たちがマンションからの脱出を試みるも、謎の力で完全密閉され外に出られず。予約しておいた引っ越し先も謎の火事で全焼。
完全に恐怖マンションに潜む「何か」に目を付けられ、じわじわといたぶられてしまうのでした。
だから怖いっつってんじゃねーかよ(棒読み)

この小説で怖いのは、何といっても主人公たちを追い詰めるものの正体が一切明かされないというところ。
一応怨霊とかの類なのではないか、というそれらしい描写はあるものの、結局それは最後まで明かされず……しかも主人公たちも結局どうなってしまったのかわからないまま物語は終わるのでした。(どんなふうに終わるのかはネタバレになってしまうため割愛しますが、ひと言で言うと怖い)
だいたいホラーでも何でも物語というのは終盤に謎が解けていくのが主な流れですが、こちらはそういうのがありません。
それが本当に恐ろしくいい味出しています。
とにかく怖いものを読みたい、鳥肌が立つくらい恐ろしいストーリーが好きという方にはおすすめしたい1冊。
しかし謎が解き明かされないまま終わる、主人公たちを追い詰めていたものの正体が不明のままなのは嫌だという方にはおすすめできません(汗)
モダンホラーはいいぞ。

それではまた!

書籍紹介

Posted by ユー