絶望の村から脱出する物語

その他

どうも、ユーです。

今日は気分を切り替え、久しぶりに漫画のご紹介でもさせていただこうかなと思います。
ふと本棚を眺めて、「そういえばこれおもしろかったなぁ」というのがいくつかあるので……私が好んで読むものはだいたいホラー系が多いですが(笑)
ではではさっそく。
ネタバレも少しあるなのでご注意ください。

「屍囚獄」!
表紙からしてやはりヤバい(戦慄)
全5巻通してこんな感じの表紙ですが、グロ要素満載でもエロ要素はありません。
かわいいお姉さんがたくさん登場しますが、始めに言っておくと誰一人にも救いがないです。

大学のレポート作成のために、人口50人未満の小さな寒村を尋ねる教授と女子大生たち。
その村は過去50年間、女が一人も生まれてこないという奇妙な土地だった。
村の人たちはとても歓迎してくれ、無難に取材が終わるものだと思いきや……?
謎めく風習、欲望のままに動く村の男たち、そして突然始まる、天狗の面を被った男による猟奇的な殺戮。
村からの出口を塞がれた主人公たちに絶体絶命の危機が迫る中、謎を解き明かしつつ脱出を目指す……というのがだいたいのストーリー。

以前ご紹介した「蛍火の灯る頃に」の時もお話しましたように、私はとにかく脱出ホラー系のストーリーが大好きです。
それで蛍火のほうは完全に「異界に落とされ、そこから現実世界に戻る」という設定ですが、こちらの屍囚獄は異界ではなく現実の村でのサバイバルですな。
なので怪物や幽霊が出てくることはありません……しかしそれゆえに、人間の恐ろしさというものをこれでもかと丁寧な描写で見せてくれます。

絵がとても良く描き込まれていて綺麗でした。
物語の展開もどちらかというとじっくり進む感じで、「展開早いな(笑)」と思うことはなかったですね。
全編通して、非常に濃厚で丁寧な進み方をしていたかと。
なのでとても長い冒険をしたように感じました。
ただ、とにかく登場人物全員に対して容赦のない展開ですのである程度の覚悟は必要。
主人公を始め、メインキャラクターの女の子たちはみんな可愛いのに例外なくみんなひどい目に遭っていたりね。
実はもう1ページ目からアレです、女性の惨殺シーンとかあるのでそういうのが苦手な方はちょっときついかも(汗)
この子は生き残りそうだな~と思っていたメインキャラの子も、いきなり次のページで……ということも多々ありました。地味にショック。

最終的に全滅ということはなかったものの、やはり先ほども話したように救いがありませんでした。
謎も多く残るし、絶望しかないなぁと……しかしこういうのもまた良き!
どうあがいても絶望なのもいいけど、できたら綺麗に脱出して前向きなエンディングで終わるタイプのほうがどっちかというと好みですけど(笑)
閉鎖された村で、絶望的な脱出劇を見てみたいという方にはぜひぜひおすすめしたい作品です。
これから暑くなってくるので、ひやっとしたい時にどうぞ!

それではまた!

その他

Posted by ユー